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NDソフトアスリートクラブ

2019ルーキーインタビュー

熊倉選手・齋藤選手・清水選手・光武選手

PROFILE

光武 洋
中央学院大学卒業。自己ベストは5000 m14分11秒 、10000 m 29分20秒、ハーフマラソン64分6秒。関東インカレにて、大学3年次に10000m 35位。4年次に5000 m 25位。大学3年次に箱根駅伝メンバーにエントリーされる。
熊倉 優介
上武大学卒業。自己ベストは5000m14分9秒。10000m29分45秒。ハーフマラソン63分56秒。大学3年次、箱根駅伝3区出走。
齋藤 諒
大東文化大学卒業。自己ベストは5000m14分11秒。10000m29分9秒。ハーフマラソン63分37秒。大学2年次より3年連続で関東インカレ出場。箱根駅伝は3年次7区、4年次に3区出走。
清水 鍾平
山梨学院大学卒業。メインは1500m。自己ベストは1500m3分44秒。5000 m 14分8秒。10000m29分35秒。大学3年次、全日本インカレで2位。全日本大学駅伝5区出走。4年次、関東インカレで2位。箱根駅伝1区出走。日本陸上選手権2019、1500m5位。

「ルーキーたちは、なにを想うのか?」

学生選手と実業団選手のちがいを感じることはありますか?

光武
自分は大学時代よりも、考えて練習するようになりました。大学はチーム主体で動いていたので、練習でやることが決まっていたのですが、実業団は自分が結果を出してナンボの世界なので、自分で練習をアレンジできるところが大学とは全然違うなと感じます。自分の成長のために何が必要かを考えるようになりましたね。
清水
僕が感じたのは、企業側はお金を投資しているわけなので、そのぶん期待に応えてほしいという想いが、プレッシャーにも、モチベーションにもなっているという部分です。応援に強さを感じるので、そのぶん頑張れるな、という思いです。
熊倉
僕もお金をいただいているというのが大きいです。結果を出さなくてはいけないプレッシャーというか、大学時代とは違う責任が出てきたな、と感じています。
齋藤
面接の時に、顧問の塩田さんから学生と実業団の違いについて、「やはりお金をもらうわけなので、一本一本のレースにすごく責任がある」ということと、「会社の広告塔として、私生活であってもNDのアスリートクラブの評判に関わるようなことはしない。自分の行動の一つ一つに責任を持つように」というお話を伺い、このふたつは意識するようになりました。

走るのは好きですか?

熊倉
昔はそこまで好きではなかったんですが、高校の恩師のおかげで好きになりました。走ることって、ぱっと見、単調で面白みがなく感じられるかもしれないですが、「身体のこういう部分を使って、こういうトレーニングをして…」というのを考える楽しさを教えてもらってから、好きになりましたね。
齋藤
自分は「陸上好きか」って言われたら、「うん」とは言えないです。でも大会で成功した時、自己ベストを出した時、大きな大会への出場が決まった時などは、今まで本当に経験したことがないくらいのの嬉しい気持ちになるんです。その快感が忘れられなくて今も走ってるのかなと思います。
清水
僕も練習自体はそんなに好きではないんですが、人が苦しんでるとこを見るといいなと思うんです。「僕も苦しみたいな、走りたいな」って思うんですよ。気色悪くてすみません(笑)。生きてる感じがする、ワクワクしちゃうんですよね。その結果として、よい成果がでると最高ですね。今まで苦しんだぶん、本当に。
光武
難しいですね(笑)。調子いい時はすごく楽しいですよ。調子良い時はきつい練習も楽しいですが、調子悪い時は楽しくはないですし。でもいい結果が出たときは本当に嬉しいです。清水のように「生きてる」とかというよりは「もっと! もっといい結果を出したい!」という気持ちですね。

駅伝への想いを教えてください。

齋藤
自分は球技をしていたのですが、駅伝の「相手を称えつつ、自分もがんばる」という姿勢に魅力を感じます。例えば、審判に見つからないようにファールをして相手を止めるとか、そういうこともないですし、他のスポーツもそうだとは思うのですが、相手を尊重できるところがいいなと思っています。
光武
自分の出身大学は特殊かもしれないのですが…。駅伝というのは一人一人の力というより組織力がほとんどの力を占めていて、強い大学はそこがすごく強いんです。駅伝は足し算じゃなくて掛け算で、ひとりでもマイナスになったら全員がマイナスになってしまう。ものすごく強い個人がいるより、全員が失敗しないほうが強い、というのが駅伝の特徴なのかな、というふうに思っています。自分の出身大学は「ミスをしない」という目標で、区間賞ではなく、全員が区間10位を目指していました。エース級がいませんでしたが、この作戦で5年連続シード権をとっていました。全員が区間10位を取れば、箱根駅伝だったら5位を狙える。そこがサッカーとか野球にはないおもしろさだなと感じています。
熊倉
僕は、野球とかバスケのようなチームプレーってあまり好きじゃないんです。チーム全員で力を合わせて、結果を勝ち取るものなので、その試合の勝敗が自分の力なのかなって考えた時に、少し疑問が残ってしまうんです。やっぱり自分の力を活かして、自分の力で勝ち取れる競技が陸上じゃないですか。言葉にすると難しいですが、団体行動が嫌いというわけではなく、勝つなら自分の力で勝ちたいんです。駅伝は一人一人が自分の力でちゃんと走らないと勝利を掴めない。駅伝についてはそういうふうに考えています。
清水
陸上選手は、それぞれ自分が強くなるためにいつも精一杯だと思うのですが、そうして身についた力が駅伝で一つになるのがいいなと思っています。大学時代、駅伝を走るまで、実は駅伝にあまり意欲的ではなかったんです。むしろ「力になってやろう」くらいのつもりだったんですが、一回走ってみたら、あれは走らないと分からないものがありますね。走り終わった後にチームメイトの顔を見て「ごめんね」とか「よく頑張ったな」って声をかけあったり。自分たちの心情背景が一致して、言った言葉が相手の気持ちにぴったりとはまる。お互いがそれぞれ一緒の気持ちになるというかすごく絆が生まれると感じています。

今の目標を教えてください。

光武
チームとしてニューイヤー駅伝を目指しているので、ニューイヤー駅伝出場というのがひとつ。また、個人では全日本実業団選手権で1500m出場を目標にしています。
熊倉
チームとしてニューイヤー駅伝を目指すのはもちろんですが、個人では春のトラックシーズンに自分の掲げているタイムを出すことが今の目標です。
齋藤
自分は山形出身なのでどうしても県記録を意識してしまいます。今年中に5000 mと10000mの記録を突破し、その状態で来年のニューイヤー駅伝に出場し、区間8位以内。来年か再来年ぐらいには日本選手権の5000mの標準もきっていきたいと思います。再来年くらいになるかもしれませんが、それが目標です。
清水
5月の日本体育大学長距離競技会にて、日本選手権の1500m標準記録を突破したので、次の目標としては日本選手権で優勝し、日本一位になりたいです。

アスリートクラブでどんな選手になりたいですか?

光武
強い選手になりたいです。タイムだけでなく、いつでもしっかり自分の力を出し切れるような“失敗しない選手”になりたいなと思います。
齋藤
自分はチームに安心感を持たせられる選手になりたいです。大事なニューイヤー駅伝の予選の際に「齋藤に任せれば安心だ」と思ってもらえるようになれたら嬉しいです。
清水
自分が日本一になり、チームを活気づけられる選手になりたいです。自分の良い状態とチームの雰囲気を合わせ、ニューイヤーの戦力となって駅伝で結果が残せたらなと思っています。
熊倉
僕は“自分を表現できる選手”になりたいです。いい時、悪い時って必ずあると思うのですが、いい時であっても自分の持ち味を出せず、自分を表現できないで終わるよりは、どんなに調子悪い時でも自分を表現できる選手になりたいです。

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