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NDソフトアスリートクラブ

自己と向き合い、“着実”に伸ばす一年へ

王子田萌インタビュー

2020年度はどんな一年でしたか。

正直「よかった」とは言えない一年でした。春頃から新型コロナウイルスの影響で自粛が始まり、5月には練習の拠点である大学の競技場も閉鎖。他の競技場を転々としていました。試合の延期・中止もどんどん決まり、常に先の見えない不安があったと思います。
体の面でも腰の故障があり、ハードルを飛ぶのも困難な状況で。8月から大学側が協力してくださって競技場に入れるようになってからは、腰に負担がかからないウエイトトレーニングなどを中心に行っていました。

今の調子はいかがですか。

左のアキレス腱を痛めていて、冬は痛みとの付き合い方を考えながらトレーニングを重ねてきました。痛みが出にくい走り方で走ったり、ウエイトトレーニングやサーキットトレーニングを中心にやってきたのですが、なかなか治らなくて。いまは自分の身体の調子と折り合いをつけながら向き合っています。

今年の目標は?

シーズンを通して秋に一番いい記録が出せるよう調整しようと思っています。体調が万全ではないので、タイムとしては昨年走れなかった58秒0を目指しています。直近では6月末の日本選手権の出場権獲得を目指します。
最近、気合いだけで突破するのは、難しいと気づいたんです。今の自分の状況を考えると、よく考えなければと。なんでもできると思い込んで突き進むのはやめて、自分がちゃんと走れる状態を着実に作っていきたいと考えています。

今、王子田さんにとって「走る」ってどんなことですか。

今は「試練」なのかな。すごく陸上をやりたいのに、体調や年齢的なことを考えると、もうその気持ちだけではだめなんだと思います。ちゃんと向き合わなきゃいけない。いまの状況は、思うままに走れているときと比べたらやっぱり楽しくはないです。走れる楽しさをもう1回味わえるよう、がんばっています。

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