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NDソフトアスリートクラブ

未来を担う
若き実力者たちのクロストーク
『ニューイヤー駅伝のその先へ!!』

PROFILE

中野魁人
5000mから10000mが得意と話す中野選手は、ハイペースな展開の中でも食らいついていける対応力と、負けん気の強さが発揮されるラストスパートが武器。サポートセンターで働く入社2年目。
厚浦大地
得意種目はハーフマラソンとマラソンと話す通り、安定感のある粘り強い走りで、各駅伝ではアンカーを務めた。昨年から、アスリートクラブの広報活動や運営に係わる事務を担当、入社3年目。
下條乃將
各チームのエースが出揃うニューイヤー駅伝の3区を任された、次世代のエース候補。追い風に乗っての快走は、チームトップクラスのスピードを印象づけた。得意な距離は10000m、インストラクションセンター所属の入社2年目。
江口清洋
ガッツあふれる走りと怒涛のラストスパートで、東日本予選とニューイヤー駅伝を駆け抜けた。学生時代に主将を勤めたキャプテンシーで、チームをワンランク上に牽引する。営業支援課で働く入社2年目。

実業団選手になって実感したこと。

中野
大学時代の部活動との大きな違いは、やはり自分の走りが評価につながることですね。1年目だった昨年は、自分自身うまく走ることが出来ずにいましたが、東日本予選(東日本実業団対抗駅伝競走大会)を走り、ニューイヤー駅伝(以下NY駅伝)出場を決めた時に、たくさん応援の声をいただきそれを実感しました。
厚浦
一つ一つのレースに対する責任を持たないといけないところですね。自分が通っていた大学は強豪校ではなかったので、大切なレース以外では満足できない走りをしても「しょうがない」と軽く捉えていたところがありました。今は、実業団として競技に参加している以上、会社を背負って出場をしているので、悪い成績を残してしまうと会社のイメージダウンに繋がる可能性があります。
下條
自分の大学は大所帯のチームだったので、監督やコーチとの繋がりを感じづらい部分もありました。NDソフトウェアに加入し、監督(渡邉清紘監督)やコーチ(鈴木駿コーチ)が1人1人を見据えて、個人に合わせたメニューや個人の希望する練習をやらせてもらえているのが大きな違いですね。出場したいレースの希望も通していただき、良い結果に繋がったと感じています。
江口
NDソフトウェアで社員の方々と一緒に仕事をしていく中で、たくさん話す機会もあり、皆さんから応援されているんだというのを感じています。大学時代と比べると、練習も生活も自由度が高く、自分次第でなんでもできると気づいた1年になりました。
下條
山形での生活は、暑いのが苦手な自分にとって過ごしやすい環境ですね。
厚浦
いい意味で日常の中に娯楽が少ないので、本当に競技に集中できる環境が整っています。

ルーキーイヤーから主力として活躍。

江口
入社前からのケガが長引いていたので、春はしっかり練習できる状態ではありませんでした。ペースを上げていく段階で、この1年間で結果を出せなければ競技をやめるくらいの気持ちで取り組んでいる中で、監督やコーチがしっかりと練習に付き合ってくださいました。それでも東日本予選、NY駅伝に間に合うとは思っていなかったので、スタートの状態を加味すると、良かったと思える1年になりました。
下條
入社の時点で、自分の持ちタイムはチーム内で上位にいたので自信というよりも自分が引っ張って行かないといけないという気持ちが先行していました。駅伝は走って当然というつもりでしたが、ちょっと気負い過ぎてしまって、東日本の前に調子を落としてしまったんです。自分が走れない状況の中で、チームがNY駅伝の出場権を獲得してくれたおかげで、勝手に背負い込んでいた重圧やプライドを捨てることが出来たので、その後から記録が伸びるようになりました。
厚浦
2022年の12月に故障してしまったこともあり、昨年度は、すごく不安な気持ちの中でのスタートでした。入社1年目は、競技に真剣に向き合いながらも、個人の結果が残せず、チームとしてもNY駅伝出場を逃してしまいました。選手として活動し続けるのは厳しいと考えていましたが、清紘さんが監督になり練習内容や方針が変わったことで、目標を達成する為にやるべきことが明確になりました。結果としてNY駅伝出場と、10000mでも自己ベストを更新することが出来ました。
中野
自分は大学4年時に大幅に自己記録を更新したこともあって、調子の良い状態でチームに参加しました。正直なところ、竹内(チームのエースである竹内竜真選手)さんの次に速いのは自分で間違いない!と自信満々でしたが、フタを開けてみると本当の競技の難しさを知りました。ケガもありましたが、想像していたよりも記録が伸びず、その焦りと不安から悪いイメージが先行してしまい、スタートラインに立つのが怖くなってしまいました。秋頃から少しずつ調子があがりはじめると、東日本予選のメンバーとして出走する事ができました。やはり、監督とコーチが自分達と同じ目線で話しかけてくれるので、相談しやすいところも調子を上げていく上で重要なポイントだったと思います。
厚浦
私は普段、渡邉監督、鈴木コーチと一緒に事務所で働いているのですが、その時に競技のこと、選手のことを真摯に考えてくれていることを一番近くで感じています。
江口
選手1人ずつに色々な意見がある中で、それを尊重して動いてくれているのを感じます。
厚浦
監督やコーチから話しかけてくれることが多いです。大学の頃は自分から話さないと会話が生まれませんでした。2人から話しかけてくれることで、話しやすい雰囲気が生まれますし、競技についてより深い所まで考えることができるようになりました。その点は他チームよりもアドバンテージになっているのかなと。
下條
僕はよく家族みたいなチームだと言っています。清紘さんがお父さんのように寡黙だけれど背中で語り、駿さんが親戚のお兄ちゃんのように親しみやすい。実際、平均年齢も他チームと比べると若く、様々な意味でチャレンジしやすい環境だと思っています。

2024年度のチーム、そして個人の目標。

下條
2023年度はNY駅伝に出場できたという部分では、良い結果と言えますが、今年も同じことをやっていれば現実的にはかなり厳しいと感じています(今年の予選会は、NY駅伝出場枠が上位10位以内に減少)。現状に満足せずに選手全員が、もう1歩2歩進むためのプランを見据えていかないといけない。
厚浦
下條の言う通り、チームとしては1つ殻を破らないといけません。昨年の駅伝でいえば、出場することを目標に練習も中間層に合わせてまとまって行ってきましたが、さらに個人の意識や記録を高めてチームの競技力を向上していく必要があります。
中野
厳しい戦いになるのは分かっているので、練習以外の生活面でも競技者としての意識を高めていかなければなりません。
江口
自分に足りないモノや、どこを目指して進めば良いかはNY駅伝を走ったことで体感できました。自分が走った5区も大切ですが、やはりもっと前半区間を任されたい。竹内さん頼りのチームではなく、もっと力をつけないといけないと感じました。
厚浦
自分の持ち味として安定感はありますが、スピードに課題があると思っています。自分が前にいるときは粘って逃げ切るスタイルを確立できましたが、競り合って差し切るパターンを持っていません。課題を克服するために、走り方を根本から変えることを意識して練習しています。
江口
ラストスパートが持ち味だと自負していますが、スパートを活かすためには最後まで食らいついていける走りをしなければ話になりません。今年は東日本で1区への出場を見据えていて、そこで戦うために力をつけていきたいと思っています。
中野
自分はNY駅伝前にケガをしてしまい、出場することができずに悔しい思いをしたので、タフな身体を目指して筋力アップを試みています。自分は負けず嫌いな性格なので、もう一度NY駅伝を目指せるとポジティブに考えるようにしています。
下條
自分が走ったNY駅伝の3区は、日本選手権で優勝争いをするトップ選手たちが集う区間でした。中学高校とエースの役割を担っていましたが、大学では箱根駅伝に出場するのが精一杯で、自分の中でのイメージがあまり良い状態ではありませんでした。やれるだけやって、ダメなら仕方がないと覚悟を決めたことが好転し、結果に繋がったと思います。自分は何かをプラスするよりも、持ち味をしっかりと伸ばしていくことを意識していきたいと考えています。そのためにはケガをしないこと。練習を継続していければこれまで通り結果がついてくるはずです。
江口
若い選手が多い中で、竹内さんや鈴木さん(鈴木太基選手)、アレックス(アレクサンダー・ムティソ選手)といったトップクラスで戦ってきた経験豊富な人たちが身近にいて、アドバイスをいただけるのは大きなプラスになっていると思います。
下條
昨年は鈴木選手と行動することが多かったんですが、ケニアでの練習など、色々な体験談をチームに還元してくれているのはすごく良い経験になっています。
厚浦
私は長い距離が得意ということもあり、竹内さんとマラソン練習を一緒にやらせてもらっています。その時に、竹内さんの取り入れているメニューに喰らいついていけば、同じような記録を残せるという指標がはっきりと見えるようになりました。「もっと高いレベルまで上がると楽しい世界が待っているよ」と、走りだけでなく言動でも感化してくれるので高いモチベーションを維持しながら練習に打ち込めています。

応援してくれる皆さんのために結果を残したい。

中野
NDソフトアスリートクラブは山形県の地域の方々から、すごく支えられていると感じていて、高校や大学の頃よりも応援を実感しています。もっとスポーツから感動を与えられるように、NY駅伝への出場を決めたいです。
下條
会社内でも色々な方に結果が良かったねと声をかけていただくことがあります。チームとしてはもちろん、個人としても10000mで日本選手権の標準タイムをクリアしたいです。
厚浦
チームとしての結果はもちろん、個人として選手の価値を上げてもっと応援してもらえる選手を目指しています。引き続き応援よろしくお願いします。
江口
皆が話す通り、本当に応援していただいた1年でしたが、NY駅伝後に「あまりテレビに映らなかったね」と言われることも少なくなかったので、今年はレベルアップします。東日本では1区で10位以内を走ることを目指して精進していきますので、応援よろしくお願いします!

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