開発部長 × 若手文系エンジニア対談
執行役員
システム開発本部
副本部長
兼ソリューション開発部長
梅津仁
システム開発本部
ソリューション開発部
開発2課
古屋哲平
執行役員
システム開発本部
副本部長
兼ソリューション開発部長
梅津仁
システム開発本部
ソリューション開発部
開発2課
古屋哲平
プログラミングなどの専門的な知識や経験を必要とされるシステム開発。
そんなNDソフトウェアの主力商品を手掛ける開発部を取りまとめる副本部長は文系出身。
エンジニアとして働くためのスキルの習得やキャリアアップ、日々の取り組みについて、
文系出身の若手社員と本音で語り合ってもらいました。
介護福祉系の大学を卒業後、1998年に入社し開発部に配属。システム開発やメンテナンスを担当し30代前半でリーダーに就任。2021年にソリューション開発部長に、2023年6月に執行役員副本部長に就任。
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
関東の大学を卒業後、2022年に入社。介護保険法などの知識やプログラミングなどの研修を受けたのちにソリューション開発部開発2課に配属され、WEBアプリケーションなどの開発を担当する。
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
地元の山形に介護福祉施設向けのパッケージソフト開発をしている会社があることを知り、大学で学んでいたことを活かしながら、一般的に普及し始めたITに携われる仕事をしたいと考え入社しました。その当時は、プログラミング=理系出身のイメージも強く、営業やソリューションコンサルタントに配属されるのかと思っていましたが、人事部長からの勧めもあり、開発を選びました。
私は介護職として働く父に影響を受けて、自分も介護や福祉の仕事を希望していました。それと同時にIT系の技術にも興味があり、プログラミングスキルを身につけたいと考えていたので、NDソフトウェアに入社しました。
私が働き始めた頃はパソコンも黎明期だったので、大学で情報処理の研究やプログラミングを専攻していた人たちとは、スキルに関して違いを感じることがありました。ですので急いでパソコンを購入して、ホームページの制作やプログラミングを自宅でも学んでいました。
私自身はそこまで大きな差を感じたことはありません。
理系出身は物事に対して深く追求したがる傾向があるかなと思う場面はありますが、実際には明確にカテゴライズされていないと最近は感じています。それ以外の介護保険法の知識など仕事として必要なスキルは、入社後の研修で身につけることが可能です。配属後もOJT研修として、しっかりと先輩社員が指導していきますので、仕事としてのスタートラインに大きな違いはありません。
開発には自分を含めて3人の同期が配属されていますが、そのうち2人が文系出身です。
今回、改めて人事部に出身学部を聞き直したほど、指導や接し方にも違いはありません。出身学部に関係なく、個人の考え方や取り組みを尊重できる職場環境が整っているのだと思います。
開発と言っても一人で作業をしていくわけではなく、社内や外部スタッフと連携しながら進行しています。リモートワークも増えてリアルに対話する機会が減っている今だからこそ、しっかりと相手の気持ちを理解して、自分の考えを伝えるコミュニケーション能力がとても大切です。
考えをまとめて、部内で共有する読み手が理解しやすい資料作成や会議の進行が必要になりますね。
たしかに円滑な会議進行には議論のたたき台となる資料は欠かせません。簡潔な資料作成は、文系出身者の方が学生時代から磨かれている部分でもありますよね。
学生時代からプログラミングなどのスキルに長けた先輩に自分も勉強を続けて食らいついていきたい気持ちはあります。そして同時にこれまでの経験や知識など、自分ならではの思考を使いやすいページのデザインなどに反映していきたいと考えています。
エンジニアとしての専門的なスキルは、研修や教育でキャッチアップできます。私が求めるのは、新しいことにチャレンジできる意欲と、しっかり継続できる能力です。それがあれば、文系も理系も関係なく成功していけるはずです。仕事や職場に慣れてくると、なかなか新しいことに挑戦するのが難しくなりますが、そこを乗り越えると、任せられる仕事や人脈が大きく広がります。上下関係に捉われず動ける人材を育てていきたいです。
自分の世代でもエンジニア=理系のイメージがありましたが、同じ学部出身の上司や同期、友人も開発職として何人も働いています。モチベーションさえあれば充実した教育制度でスキルは身についてきます。ぜひ出身学部に捉われることなくチャレンジしてください。