社長メッセージ
- NDソフトウェア株式会社
代表取締役社長 - 松山 庸哉 TSUNEYA MATSUYAMA
30歳で未経験、無資格から介護の世界に入り、介護職員として介護の現場で働く。施設長や地域エリアの責任者を歴任しM&Aで規模を拡大していく中で企画部長に就任。SOMPOケアが誕生した際には地域包括ケア推進部として介護事業全体を担当。2023年、NDソフトウェアのSOMPOグループ入りに伴い代表取締役に就任。
1979年に創立し、ヘルスケアのトータルソリューションを提供してきたNDソフトウェアは、2023年2月28日にSOMPOグループの一員になりました。これまでNDソフトウェアが得意としていた介護請求業務や記録業務といったペーパーワークに関するシステムはもちろん、全国に展開しているSOMPOグループの介護事業所から直接的に情報を吸収することで、今までより現場の詳細なデータやノウハウをより正確にスピーディに開発やサポート、運営に反映することができるようになりました。これまで以上に介護や福祉、医療の現場との連携を深め、誰もがすこやかに暮らせる社会の実現を目指して、ソフトウェアの開発やサポートといったサービス提供に取り組んでいきます。
いままで介護福祉職の現場というのは体力勝負というところばかりが進んできている状況でしたが、現在では医療に関した知識や身体のメカニズムを理解し、日常生活のデータを集約し解析していくことで、介護スタッフへの負担を軽減しつつ、より効果的で質の高いケアを提供できるようになっています。利用者さまと触れ合う時間をより増やしながら、自立をサポートしていく、SOMPOグループの目指す「安心・安全・健康のテーマパーク」を実現するためのソフトウェアの開発も日々進んでいます。また、これからの時代、人権のあり方についてさらに考えていくことが必要になっていきます。日本では介護を受ける側の意思を優先する制度が整っていない中、本人の決定を大切にし個人にあった援助ができる環境が必要です。この点を踏まえて本人の要望をしっかりと反映したケアプランや援助内容を叶えることをともに進めていきます。
NDソフトウェアの強みは「人なり」と発信しています。社員にはそれぞれ得手不得手がありますが、全社員が正しいことを正しくやっていこうとする強い意志のある人材が集まっていると感じています。私からは社員の皆さんへ「自分を大切にする」という言葉を伝えていますが、それは自分を大切にすることで目標のために能力を高める努力をし、周囲を大切にする利他の心を持つことができるからです。どんなに良い商品でもサポート無くしてはお客さまにご満足いただくことはできません。社員の皆さんには自分を大切にしてもらうことで、当社が目指す「日本一・介護障がい事業所の運営を支援できるソフトウェア会社」を一緒に叶えていきたいですね。
私たちは、仕事を楽しむことができる人と一緒に働きたいと考えています。仕事を楽しむ人は、より創造的で生産的であり、同時に組織にとっても良いエネルギーをもたらすでしょう。ポジティブなエネルギーが周りに広がれば、チームメンバー同士のコミュニケーションが円滑になり、目標に向けて協力が生まれやすくなります。また、誠意と熱意、そして知識も重要だと考えています。その中でも堅実な行動ができる誠実さと、新しいことに果敢にチャレンジできる熱意ある人は、周囲に良い影響を与えてくれると期待しています。知識は一緒に成長できる環境や機会の提供をお約束しますので、安心して入社してきてください。
最後になりますが、当社はソフトウェアのスキルと介護運営の知識を結び付け、今後ますますの拡大を目指しています。そして、その中には人間味あふれる介護の心が常に存在します。未知の世界への一歩は大変かもしれませんが、自分を大切にし、自分を信じ、失敗を怖れずに前進してください。あなたの新たな挑戦を応援します。