中途採用 | 介護システム、介護ソフト、健診システムのNDソフトウェア株式会社

社員座談会

プロジェクトストーリー

PROFILE

後藤哲也
ICT事業部係長 第2グループ
2017年度入社
青木大智
ICT事業部 第2グループ
2018年度入社
相原真理奈
ICT事業部 第3グループ
2018年度入社

※2019年2月時点

NDソフトウェアでは、開発職のキャリア採用を募集しています。
IT介護界トップクラスのシェアを誇る当社の開発事業について、
キャリア採用で入社した開発職3名に語り合ってもらいました。

NDソフトウェア入社の決め手は?

NDソフトウェア入社までの経歴と、入社の決め手を教えてください。

後藤
前職では、東京の大手電機メーカーで、携帯電話やスマートフォンアプリの開発をしていました。35歳くらいまでに山形にUターンしたいという思いがあり、2017年、NDソフトウェアに入社しました。入社の決め手としては、システムやアプリの開発に携わりたい気持ちが前提としてあったことと、介護福祉という分野に魅力を感じたところが大きいです。やはり、介護は生活から切り離せないものですし、直接ではないにしろ、自分の身近な人々に質の高いサービスを提供できるという点に価値を感じました。
青木
私は、仙台のベンチャー系システム会社のプログラマーとしてアプリやWebサービスの開発に携わっていました。結婚を機に地元・山形への転職を考えた際、後藤さんと同じく、これまで培ってきた情報系の知識を活かせる仕事を続けたいというのがまず前提にありました。また、実は高校時代、福祉情報科を専攻していて、介護系の職業を目指したんです。どこかその夢が諦めきれていない部分があり、選択肢としては、NDソフトウェアほぼ一択でした。そのほか、プログラミングだけでなく、お客さまのニーズを基に設計する上流工程の部分に挑戦したいという気持ちがあったのも理由の一つです。
相原
私は、東京の大手印刷会社のICT部門でシステムエンジニアをしていました。要件定義や設計など、上流工程の仕事を多く担当する中で、開発のスキルを高めたいという思いが強くなり、ソフトウェア企業に身を置くことを考え始めました。中でも、子育てサポート企業として認定を受けた企業に与えられる「くるみんマーク」を取得し、女性が長く働ける環境を整備しているNDソフトウェアに魅力的に感じ、2019年1月に入社しました。

次世代の介護ソフトを開発する

後藤さんと青木さんは、同じチームで次世代システムの開発に携わっています。どんなプロジェクトを進めているのでしょうか。

後藤
昨今、コンシューマー向けの商品では、UI/UXデザインが重要視されています。機能の数ではなく、使いやすさや、そのアプリやサービスを通してどのような体験が得られるのか、といったところに移っているんですね。ただ、介護向けは特にですが、エンタープライズ向けの商品で、そういったところに注力している商品はまだあまりありません。そこに注力すべく、デザインを中心に行うチームを立ち上げました。
青木
業務内容としてはサービスのユーザビリティ向上を目指し、UIやUXを一から考え、チームでディスカッションを重ねながら、画面レイアウトの設計を行っています。介護の現場で働く方々の中にはパソコンに詳しくない人もいますので、どうやったら迷いなく使うことができるのか、お客さまの目線に立って考え、実際に現場の方にヒアリングをする…という流れの繰り返しですね。

なるほど。後藤さんは前職でもUXに関わっていたとお聞きしました。

後藤
そうですね。UXを直接担当していたわけではないのですが、UXの専門家と一緒に仕事を進めていました。その経験を生かしつつ、勉強しながら、最初は見よう見まねでやっていました。とはいえ、どうしてもスキル的に不足する部分がでてきますので、デザインを強みとするベンダーさんと一定期間契約し、立ち上げを一緒に手伝っていただきながら勉強させてもらったりもしました。これからのシステムを開発していく部署ですので、これまで携わったものはまだ製品化には至っていませんが、ちょっと先の未来に向けて、仕込んでいるところです。

なるほど。相原さんは、ほのぼのシリーズの新しい商品に関わっていると聞きました。

相原
はい。私は、「ほのぼのmini」という、介護保険請求をするためのWeb アプリケーションの改修を担当しています。ほのぼのNEXTに比べて、より請求に特化したコンパクトなシステムですね。機能がシンプルな分、導入コストも低く、月額制で提供しています。小規模事業所の需要に応えられればと考えています。

「ユーザーとの距離の近さ」という魅力

開発職としてNDソフトウェアで働くメリットはどんなところでしょうか。

後藤
上流から下流まで、全ての担当者が一つのビルに揃っているのは大きいですね。営 業企画のメンバー、設計・開発のメンバー、さらにサポートセンターまでもが一つ のビルの中に揃っていて、何か知りたい事があれば、すぐに聞きにいくことができ ます。また実際に作ったシステムを使っている介護現場が、近くにある環境も嬉し いです。自分の親の世代、時にはもっと上の年代の方 が使うシステムですから、自 分にとって使いやすいものが現場で使いやすいとは限らないのです。「使い勝手は どうですか?」とすぐに聞きにいけるユーザーとの距離の近さは、仕事のやりやす さにつながっています。
青木
私も、そう思います。前職では、お客様先でプログラミングのお仕事をさせていただく機会が多かったのですが、何か質問したい時、おかしいなと思った時に、確認がとれるまでに時間がかかりました。NDソフトウェアに入社して、隣接する介護事業所の方に話を聞きながら企画を進めていく流れの中で、ユーザーとの距離の近さを実感しました。

勤務場所にとらわれない社内システムの充実

そのほかのメリットについても教えてください。

相原
ライフスタイルに合わせていろんな拠点で働けることも、魅力の一つかなと感じています。基本は本社ですが、同じグループの中にも山形市や仙台の拠点にいる社員もいます。また、テレワークの制度を利用し、県外で業務をしている社員もいますね。テレビ会議など、拠点間の連絡を取るシステムが整備されていて、離れていても違和感なくコミュニケーションがとれるので、とても便利です。
後藤
まさに、そうですね。山形というのは、首都圏に比べるとアクセスの面でハンデがあるかもしれません。でも、将来的には週に1回ぐらい出社すれば、あとは好きなロケーションで仕事ができたり、全員別々のロケーションにいても、チームで仕事ができる時代になっていくのではと考えています。お客さまの業務を効率化するシステムを作っている身として、自分たちの仕事環境への投資は怠るべきではないかなと思っています。

「NDソフトの開発職に向いている人」って?

NDソフトウェアの開発職に向いているのはどんな人でしょうか。また、これからどんな人と一緒に働いていきたいですか?

後藤
われわれの業務は開発の技術だけでなく、介護の制度や現場の知識も必要です。現状、介護福祉の知識を持っている必要はないと思いますが、介護福祉に多少なりとも興味があり、激しい技術の変化に前向きに取り組んでいける人は向いていると思います。また、1人ではなく、チームで成果を出していく仕事ですので、チームで働くことが好きな人と一緒に仕事をしたいですね。
青木
私も同じです。一番はチームでの開発を楽しめる人だと思います。そんな人と一緒に仕事できたら嬉しいですね。
相原
そうですね。チーム内でもそうですし、お客さまをはじめ、さまざまな方とコミュニケーションをとりながら進めていく仕事ですので、コミュニケーション力の高い方は向いていると思います。
後藤
一方で、さまざまな個性をもっている人がいた方が、チームはおもしろくなると思っています。特に企画など上流工程を手がける上で、自分とは違う発想ができる人、自分とは違うバックグラウンドを持っている人が集まった方がいいアイディアが出る気がします。チームで働く協調性を持ちつつ、個性や、強みを持っている人と一緒に働きたいですね。

具体的なスキルの面ではいかがでしょうか。

後藤
即戦力で言うと、最近のウェブのモダンなフレームワークで開発したことがある方とか、iOS 、Android向けアプリをバリバリ開発してきた方というのは強いかなとは思います。また、介護業界の知識とシステム開発のスキルのどちらかがあると業務に入りやすいかな、とは思いますが、どちらもなくても、学ぶ姿勢のある方ならキャッチアップできると思いますよ。

キャリア採用希望者へのメッセージ

最後にキャリア採用希望者へのメッセージをお願いします。

相原
IT系の企業について、少しブラックなイメージを持たれる方も少なくないと思います。ただNDソフトウェアは休みが取りやすく、社員も優しく、とても働きやすい環境が整っていると思うので、まず、そこは安心してほしいです。業務内容としても、上流工程から、実際に手を動かすところまでトータルで身につくので、そういったスキルを身に付けたい方にはぴったりだと思います。環境は非常に整っているので、自分から「これがやりたい!」と声をあげていくことができる人には、とてもいい会社だと思います。
青木
ND ソフトウェアは、福祉系のシステム業界でリードしている会社です。やりがいも非常にありますし、自分自身の成長にもつながります。最初は不安もあると思いますが、周りの先輩方が本当に優しくアドバイスをくれるので、中途の人にも働きやすい環境が整っていると思います。U ターン転職を考えていて、かつ、福祉やシステム開発に興味があるなら、ぜひNDソフトを視野に入れてほしいです。
後藤
実は入社前、少し古い体質の会社なのかな、と思っていた部分があったんです。ウェブ等を見ていて、最近のモダンなシステムというよりは、伝統的な印象を受けたんです。開発の進め方や、技術面、社員の思考も、もしかしてちょっと古典的なのでは、と心配していました。でも入社してみたら、全くそんなことはなく、むしろ「時代の変化にちゃんと適応していかなくては」という危機感をもちつつ、未来を作っていく意識のある会社であると感じました。キャリア採用にあたって、介護の知識等、不安もあると思うのですが、われわれのように知識のない状態で入ったメンバーもいるので、ぜひ不安がらず挑戦してほしいです。志のある人にはぴったりだと思います。