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令和3年度
障害福祉報酬改定
2020/12/03
【就労系】
2020/11/12 第20回 令和3年度
障害福祉サービス等報酬改定に向けて

2020年11月12日 第20回障害福祉サービス等報酬改定検討チームが開催されました。
その中の『就労系サービスに係る報酬・基準』については、下記4点について議論されました。
 
論点1 就労継続支援A型に係る基本報酬について​
論点2 就労継続支援B型に係る基本報酬について​
論点3 就労継続支援における一般就労への移行の促進について​
論点4 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた実績算出について(横断事項)
 
■就労継続支援A型に係る基本報酬について​
報酬の基礎となる実績について、「1日の平均労働時間」以外の評価項目については4項目程度とし、合計5項目程度の評価項目から算出することを検討してはどうか。また、各評価項目からなるスコアについては、「働く場」としての質を高めている事業所や質の高い支援を行っている事業所などが高くなるよう設定(加点方式)することを検討してはどうか協議されました。
具体的に5つの観点からの評価項目の協議や、各項目のウェートについて、評価内容をホームページなどで公表することの検討などが行われました。
 
■就労継続支援B型に係る基本報酬について
「平均工賃月額」に応じた報酬体系と新設を検討している報酬体系の報酬上の評価については、基本報酬と加算を含む全体として両者のバランスを取って、設定することを検討してはどうか協議されました。
具体的に例えば、「平均工賃月額」に応じた報酬体系は、高い水準で工賃向上を実現している事業所について、基本報酬においてさらに評価することの検討や、利用者の多様な働く意欲に応えつつ、地域での活躍の場を緩やかに広げる取組を進めた場合の報酬上の評価など検討されました。
 
■就労継続支援における一般就労への移行の促進について​
基本報酬において高い報酬区分にある就労継続支援事業所が、賃金・工賃向上の取組とともに、一般就労への移行支援に取り組み、それを実現することは、当該支援において相当の労力を要するため、一般就労への移行については、更なる評価として、基本報酬における報酬区分と連動した加算を創設することを検討してはどうか協議されました。
 
■新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた実績算出について(横断事項)
令和3年度の報酬算定に係る実績の算出については、「令和元年度又は令和2年度の実績を用いないことも可能(就労継続支援については平成30年度の実績を用いることも可能)」とする柔軟な取扱いを検討することとしているが、新型コロナウイルス感染症の影響度合いに鑑み、現在検討している方向性で見直しを進めた場合を仮定し、具体的な算出方法を示してはどうか協議されました。就労移行支援、就労定着支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型など具体的な案出方法も協議…

 

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本内容は重要論点を抜粋し、議論の際の発言などをまとめたもので、掲載当時のものです。
掲載内容は「意見」であり、未確定事項になりますのでご注意ください。
詳細については厚生労働省の資料をご確認ください。
 
 

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