2020年10月15日　第188回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。
その中の『通所介護・地域密着型通所介護・認知症通所介護』については、主に下記6点について議論されました。
 
論点①　認知症対応型通所介護　管理者に係る配置基準​
論点②　通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所​
　　　　介護生活機能向上連携加算​
論点③　通所介護・地域密着型通所介護 ​
　　　　個別機能訓練加算(Ⅰ)(Ⅱ)​
論点④　通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護
　　　　入浴介助加算​
論点⑤　通所介護　地域等との連携​
論点⑥　認知症対応型通所介護　中山間地域等におけるサービスの充実​
 
■認知症対応型通所介護　管理者に係る配置基準
共有型（介護予防）認知症対応型通所介護について、人員配置基準も本体施設・事業所と一体のものとして定めていることから、管理者について、共有型（介護予防）認知症対応型通所介護事業所の管理上支障がない場合は、本体施設・事業所の職務とあわせて、​共用型（介護予防）認知症対応型通所介護の他の職務に従事することができることとしてはどうか協議されました。
 
■通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所​
　介護生活機能向上連携加算​
外部のリハビリテーション専門職との連携を促進するため、訪問介護等における算定要件と同様、ICT活用を認めることを検討してはどうか、また、連携先を見つけやすくするための方策を検討してはどうか協議されました。
 
■通所介護・地域密着型通所介護 ​
　個別機能訓練加算(Ⅰ)(Ⅱ)​
通常規模型・地域密着型において算定率が低く、加算を算定できない理由や、算定できている事業所での機能訓練の実施状況に鑑み、人員配置要件や機能訓練項目の見直しを行うことを検討してはどうか協議されました。
 
■通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護
　入浴介助加算​
入浴介助加算について、現在の算定状況や、入浴介助を通じた利用者の居宅における自立支援・日常生活動作能力の向上に資する取組を行っている事業所の状況をふまえ、見直しを検討してはどうか協議されました。
 
■認知症対応型通所介護　中山間地域等におけるサービスの充実​
都市部や中山間地域等のいかんにかかわらずサービスを受けることができるようにする観点から、中山間地域等における認知症対応型通所介護事業所の継続的な運営に資するよう、中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算を設けることを検討してはどうか…
 

 
 
本内容は重要論点を抜粋し、議論の際の発言などをまとめたもので、掲載当時のものです。
掲載内容は「意見」であり、未確定事項になりますのでご注意ください。
詳細については厚生労働省の資料をご確認ください。