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令和3年度
介護報酬改定 2020/11/27 - 【感染症や災害への対応力強化】
2020/11/9 第192回社保審
令和3年度介護報酬に向けて
2020年11月9日 第192回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。
その中の『感染症や災害への対応力強化』について下記3点について議論されました。
論点① 感染症対策の徹底
論点② 業務継続に向けた取組
論点③ 地域と連携した災害への対応
■感染症対策の徹底
介護サービス事業者に、感染症の発生及びまん延等に関する取組の徹底を求める観点から、
・施設サービス:委員会の開催や指針の整備、研修の定期的な実施等に加え、訓練(シミュレーション)の実施
・訪問系、通所系、居住系サービス等:委員会の開催や指針の整備、研修や訓練(シミュレーション)の実施
について、取組を求めることを検討してはどうか協議されました。また、感染症が流行する中にあっても安定的・継続的にサービスが提供できるよう、状況に即した安定的な運用を可能とするための対応を検討してはどうか協議されました。
■業務継続に向けた取組
感染症や災害が発生した場合であっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、全ての介護サービス事業者を対象に、運営基準において、業務継続に向けた計画等の策定や、研修、訓練の実施等を求めることを検討し、求めるに当たっては、事業所に一定の準備が必要と考えられることから、一定の経過措置を設けることとしてはどうか協議されました。
■地域と連携した災害への対応
非常災害対策が求められる施設系、通所系、居住系サービス事業者について、運営基準において、災害訓練の実施等に当たって、地域住民との連携に努めることを求めることとしてはどうか協議…
本内容は重要論点を抜粋し、議論の際の発言などをまとめたもので、掲載当時のものです。
掲載内容は「意見」であり、未確定事項になりますのでご注意ください。
詳細については厚生労働省の資料をご確認ください。