2020年8月27日　第13回障害福祉サービス等報酬改定検討チームによる分科会が開催されました。
主な論点として下記６点について議論されました。
 
（1）障害者の重度化・高齢化を踏まえた障害者の地域移行・地域生活の支援等
（2）効果的な就労支援や障害児者のきめ細やかなニーズを踏まえた対応
（3）医療的ケア児への支援などの障害児支援の推進
（4）精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの推進
（5）災害や感染症の発生時も含めた支援の継続を見据えた対応
（6）障害福祉サービス等の持続可能性の確保と適切なサービス提供を行うための報酬等の見直し


 
■障害者の重度化・高齢化を踏まえた障害者の地域移行・地域生活の支援等
共同生活援助における重度化・高齢化に対応していくための方策や、地域生活支援拠点等における機能の充実を図るための方策、自立生活援助の整備を促進ための方策などについて協議されました。
 
■効果的な就労支援や障害児者のきめ細やかなニーズを踏まえた対応
就労移行支援及び就労継続支援における効果的な支援を評価するための方策や、就労定着支援の整備を促進するための方策、利用者のニーズに応じた短期入所を確保するための方策、緊急時の受入促進につながる方策について協議されました。
 
■医療的ケア児への支援などの障害児支援の推進
医療的ケアに関する判定スコアによる評価方法や、障害児通所支援サービス内容や質に応じた評価方法、障害児入所施設の在り方に関する検討会の報告を踏まえた見直しについて協議されました。
 
■精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの推進
地域における居住支援の充実を図るための方策や、精神障害者の地域生活への移行や地域生活を送るための支援方策について協議されました。
 
■災害や感染症の発生時も含めた支援の継続を見据えた対応
専門家との連携による日頃からの体制整備等や、新型コロナウィルス感染症に係るオンライン等を活用した在宅での支援の取り扱い等を踏まえたサービス支援の評価のあり方について協議されました。
 
■障害福祉サービス等の持続可能性の確保と適切なサービス提供を行うための報酬等の見直し
サービス内容や質に応じた評価を行うための報酬体系等の見直しや、障害福祉サービス等の現場の業務効率化を図るためのICTの活用等の推進方策、経過措置の取り扱いに関する検討について協議されました。
 
 
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本内容は重要論点を抜粋し、議論の際の発言などをまとめたもので、掲載当時のものです。
掲載内容は「意見」であり、未確定事項になりますのでご注意ください。
詳細については厚生労働省の資料をご確認ください。