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導入事例

「ほのぼの」シリーズで、
現場の課題解決に繋がったお客様の声をご紹介します。

▼「ほのぼの」シリーズで解決したお困り事
ペーパーレス化 多職種連携 記録の効率化
利用者家族や職員の満足度向上につながる記録の電子化
介護事業(入居系) 京都府

社会福祉法人長岡京せいしん会 特別養護老人ホーム天神の杜/第二天神の杜
理事長 五十棲恒夫様
「聞き取りシートが、予め項目や文字数についてガイドライン化されているので、「24Hシート」を初めて導入する施設にとってとても有効なシステムだと思う。」

施設情報

社会福祉法人長岡京せいしん会
<特別養護老人ホーム天神の杜>
〒617-0824 京都府長岡京市天神二丁目3番10号
TEL 075-959-1230(代表)FAX 075-955-1273
開設:平成15年5月
入居定員:50名(9名ユニット4つ、14名ユニットを1つ)
実施サービス:介護老人福祉施設、ショートステイ、デイサービスセンター、居宅介護支援事業所

<特別養護老人ホーム第二天神の杜>
〒617-0853 京都府長岡京市奥海印寺竹ノ下19番地
TEL 075-959-1220(代表)FAX 075-957-2112
開設:平成22年6月
入居定員:60名(10名ユニット6つ)
実施サービス:介護老人福祉施設
URL:http://www.tenjin-no-mori.or.jp/

事業内容
特別養護老人ホーム/居宅介護支援事業/デイサービス

運用システム
ほのぼのNEXT24Hシートシステム

 

「母親を入れても大切にしてもらえる施設」を目指して


特別養護老人ホーム天神の杜は平成15年5月に京都府初であるユニット型特養として建てられた。理事長の五十棲恒夫氏は、その時目指したものは「母親を入れても大切にしてもらえる施設」だったと
当時を振り返って語った。「平成15年当時、施設を設立するにあたって悩んでいた時、ある人から、”自分が作りたい施設を作ったらいいんだよ”とアドバイスをもらい、たどり着いたのが”その人らしく生きていくためのケアを的確に提供する”ことができる場所だった。それができるのがたまたま「個室ケア」だっただけ。」

天神の杜は、”その人らしく生きていける的確なケアサービスの提供”という法人理念を、イメージとして職員全員と共有し、一丸となって進んでいるのが印象的であった。「イメージの共有が大事である。イメージが共有できていれば安心して仕事を任せられる」と五十棲理事長は語る。

イメージの共有についてこんなエピソードがある。施設の職員募集の際、そのイメージを伝えるために、”こんな一日がはじまる。こんなケアをしませんか?”と、天神の杜の朝の一コマをキャッチコピーにして、募集をしたところ募集人員約50名に対して540名の応募があったそうだ。 当時、別の介護現場で働いていた現天神の杜ユニットマネジャーである水田純子さんは「キャッチコピーをみて『自分のやりたい介護はこれだ!』と思った。介護施設で働いているとき自分の中で何か矛盾があったが、それを見て「自分のやりたい介護」がイメージできた。時にはしんどいこともあるが、イメージがあるからやりがいがある。」と語った。

安心してドアを閉められる個室へ(24Hシートについて)


“その人らしく生きていける的確なケアサービスの提供”を実践するにあたって、開設当時は「とにかくその人に寄り添え!」という「精神論」で行っていた。しかし、精神論で「時間を作れ、無駄を省け」と伝えても、それでは実現は難しいものだった。
そんな時、ユニットリーダー研修で「24Hシート」に出会った。今や天神の杜では当たり前になった「24Hシート」も、導入当初は15分ごとに区切って書き込むことに抵抗感があったり、書き込む人によって情報の粗さや細かさがまちまちになり、情報に統一感がなかったりと苦労もした。「24Hシート」は情報が荒すぎても意味がないし、情報が細かすぎても読まなくなる。そのさじ加減を職員全員で相談していった結果、徐々に、今天神の杜で運用されている「24Hシート」になっていった。
 

 

24Hシートが生む効果


「24Hシート」についてこんなエピソードがあったと五十棲理事長は語った。「ある日突然利用者さんの見守りを依頼されたことがあるが、あちこちで利用者さんが動き回り対応しきれなくなった。すると、ヘルプに来てくれた他ユニットのパート職員が「24Hシート」を見ながら素早く対応してくれて10分もしないうちにおさまったことがあり「24Hシート」の大切さを肌で感じた。」

このような事例から五十棲理事長は以下のように語る。「ケアは、職員にとってとても難しいものである。前のことばかり気を付けていたら後ろを振り返れない。器用さや臨機応変さがないと安心安全にケアを提供できない。安心安全なケアを提供するために、「24Hシート」で職員に情報共有をしっかりさせてあげることが必要なのだ。情報をしっかり整備して時間軸に沿って与えてあげることでケアを的確に提供できる。「個室があぶない」「個室がひとりぼっちで怖い」と言っている人たちもいるが、情報がきちんと整理整頓されて個々人の24時間がわかっていれば、その利用者さんがその時間に何をやっているのかということがすぐにわかる。わかっていれば安心してドアを閉められる。」

また、「24Hシート」はただ書いているだけではない。と千葉施設長は語る。「ケアカンファレンスなどで、利用者さんのご家族に「24シート」を見せたとき、『そうそう!うちの親こうなのよ。』と、喜ばれたり、ある利用者さんがお亡くなりになったとき、その担当職員が「24Hシート」が宝物だと言っていた。」と24Hシート」は、本来の目的のみではなく、利用者家族や職員の満足度向上にも役立っている。

ガイドラインとしてのほのぼのNEXT24Hシートシステム


「24Hシート」を運用するために、職員間での話し合いや試行錯誤を繰り返してきた天神の杜であるが、「ほのぼのNEXT24Hシートシステム」はユニットケアを始めたばかりの施設にとって、とても便利なツールであるという。「24Hシート」を手書きやエクセルで行う場合、「情報の粗さ・細かさ」や「聞き取りシートを24Hシートに展開する煩わしさ」などがあるが「ほのぼのNEXT24Hシートシステム」があればそれらが解消される。さらに、「聞き取り シート」が標準装備されているため、新人職員でも簡単に「24Hシート」が作成できる。これからユニットケアを始める施設にとっては教育ツールとしても有効だ。

「ほのぼのNEXT24Hシートシステム」について五十棲理事長はこんな風に語る。「以前見たことがある「24Hシート」は、A3用紙一枚にびっしり書いてあり、あれでは読む気も起きないし情報が伝わらない。しかし、「ほのぼのNEXT24Hシートシステム」なら予め項目や文字数についてガイドライン化されているので、情報の密度もある程度決まり、「24Hシート」を初めて導入する施設にとってとても有効なシステムだと思う。」

ただし「はき違えてはいけないのが、”楽をするためのシステムではない。安心安全に個別ケアができるための道具”なのだ。だからこそきちんと選んで使わないといけない。”いい道具を使う。いい道具にあった使い方。目的以外の使い方をしてはいけない。”これを守って使っていくのが大事だ。」と五十棲理事長は語る。
 
 

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