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NDSコラム

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介護職にとっての健康管理とは6
~日々の健康不安を解消しよう~

2019/08/05

介護職にとって欠かせない健康管理。今回は、介護職にありがちな、不眠・肥満といった健康不安を解消する方法をご紹介します。体調を整えると共に体の抵抗力を高めて、ベストパフォーマンスを発揮できるように心がけましょう。

不眠を解消するために心がけたいこと

不眠を解消するためには、規則正しい生活をすることが重要です。

不規則になりがちな生活リズムの問題

日勤と夜勤が交互にある交代勤務の場合、生活リズムを一定に保つのが難しくなってしまいます。 公益社団法人日本看護協会労働政策部の資料では、交代勤務であったとしてもできるだけ昼間に起きて、日勤型の生活を送ることを勧めています。また、夜勤中に仮眠をとることで、疲労軽減効果を高めることができるそうです。仮眠の時間は、睡眠サイクルとされる2時間以内でも効果があるので、休憩中に短時間でも仮眠をとることが大切です。

寝付けない夜に

心配なことがあったりすると、寝つきが悪くなる経験をお持ちの方が多いでしょう。 眠るためには、「脳がリラックス」することが重要です。
・リラックスできる環境をつくる
朝は太陽の光を浴びて、夜は電気がついているよりも暗い方が入眠環境には良いとされています。
眠れないからと、スマホの画面を見るのは辞めて、部屋を暗くしましょう。
お気に入りのアロマオイルや音楽で、リラックスできる環境をつくるのもお勧めです。

・ホットミルク
寝る前にお酒を飲む「寝酒」は、寝つきを悪くしてしまいます。
眠る前に飲むなら、安眠効果やリラックス効果があるとされるホットミルクがお勧めです。
温かい飲み物で体を温められるだけではなく、イライラに効果的なカルシウムをとることができます。

肥満を解消するために心がけたいこと

肥満を解消するためには、食事と運動の両面の改善を行うことが効果的です。

運動と食事の両面が大切

食事をした量よりも、運動で消費したカロリーが上回ることで、痩せることができます。 つまり、食事・運動どちらかだけを見直すのではなく、両方の見直しを行う必要があるのです。
食事の見直しでは、摂取カロリーだけに気を取られるのではなく、食事の質も大切なポイントのひとつです。1日の食事の中でバランスをとれるように工夫しましょう。また、3色きちんととるだけではなく、寝る直前に食事をすると胃が休まらないので避けるなど、食事の時間にも気を配ることが大切です。
運動のために時間をゆっくり確保できない方も多いと思います。いきなり激しい運動をするのではなく、意識をして歩くようにしたり、階段を使ったりするだけでも消費カロリーを増やすことができます。

ストレスを溜めないこと

ダイエットを志して、厳しい食事制限や激しい運動をしてみたけれども、続かないケースは多いものです。 反動で沢山食べてしまって、後悔をした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ダイエットを長続きさせるためには、ストレスを溜めないことが大切です。ダイエットは、目標体重や体形を達成したら終わりではなく、その後維持することが重要なポイントです。無理なく続けられるルールを作りましょう。

体の抵抗力を高めるためには

体の不調は、心の不調やパフォーマンスの低下に繋がります。

体を温めることの重要性

「冷えは万病のもと」と言われるように、体を温めることで免疫力をあげる効果が期待できます。
血流を良くして体温をあげるためには、入浴して湯船につかるだけではなく、日頃から意識して冷えを予防することが重要です。適度な運動と質の良い食事を心がけると共に、冷えを防止する蓄熱性の高い衣類なども活用して、体を温めるように心がけましょう。

規則正しい生活の大切さ

先ほどから触れているように、不眠の解消やダイエットには、「規則正しい生活」が必要不可欠です。生活リズムを整え、規則正しい生活を送りましょう。 とはいえ繁忙期や交代勤務などで、規則正しい生活を送るのが難しいケースもありますよね。 生活リズムを整えることにストレスを感じないように、自分に合ったライフスタイルを模索するとともに、「毎日完璧でなくても良い」と気楽に考えることも大切です。

まとめ

生活リズムを整える際の工夫として、公益社団法人日本看護協会労働政策部では、「夜勤時の業務や人員配置の工夫」をあげています。夜勤帯に仮眠時間を確保できるよう、業務効率化を進めることも重要なポイントのひとつです。
介護業務のICT化をお考えの方は「ほのぼのNEXT」の導入がお勧めです。 お気軽にお問い合わせください。

当コラムは、掲載当時の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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