NDSコラム

人材 2019/08/02
【外国人人材のコラム企画5回目】特定技能1号について

平成31年4月からスタートした「特定技能1号」は、就労を目的とした外国人人材を受け入れするための在留資格です。今回は、介護分野における特定技能1号についてご紹介します。

特定技能1号とは

特定技能1号の対象となる外国人は、技能水準や日本語能力水準を試験などで入国前に確認されます。特定技能1号の資格を取得することで、介護事業所などで最大5年間働くことができるようになります。夜勤や同一法人内の異動、介護職種での転職が認められています。来日する際には、家族(配偶者・子ども)の帯同は不可です。
 
5年経過した後は基本的には帰国することになりますが、介護福祉士の国家資格を取得することで、在留資格を「介護」に変更し、永続的に働きけることができるようになります。また、3年目を修了した技能実習生は、「特定技能1号」に必要な試験の免除を受けることができます。
 
参考:厚生労働省「外国人介護職員の雇用に関する介護事業者向けガイドブック」
URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000496822.pdf
 

特定技能1号の試験とは

 

 
日本に入国する前に行われます。受験手数料は双方1,000円程度で、試験結果は試験実施日約1ヶ月後を目途にEメールで送付されます。
 

介護技能評価試験

時間:60分
問題数:全40問
※実技試験課題が5問出題されます。
合格基準:総得点の60%以上
 

介護日本語評価試験

時間:30分
問題数:全15問
合格基準:総得点の60%以上
 

技能試験・日本語試験免除対象者について

 
EPA介護福祉士候補者として日本に在留している方で、在留期間満了(4年間)の方は、必要な技能水準及び日本語能力水準を満たしていると認定されます。そのため、技能試験・日本語試験の免除を受けることができます。
 
だだし、直近の介護福祉士国家試験の結果通知書で、以下の条件を満たしていなければ、免除を受けることができないので注意が日露尾です。
地方出入国在留管理官署で確認を行います。
・ 合格基準点の5割以上の得点を取得していること
・ 全ての試験科目で得点があること
 
EPA介護福祉士候補者が、特定技能1号に移行すると、更に最長で5年間介護施設などで働くことができるようになります。また、この5年間の間に介護福祉士国家試験に合格すると、在留資格「介護」への移行ができます。移行を行うことで、在留期間更新の回数制限を受けることなく、介護施設等で働けるようになるのです。
 
参考:厚生労働省「在留資格「特定技能1号」への移行について」
URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000507781.pdf

 

受け入れ機関と登録支援機関について

 

 
海外から外国人労働者を特定技術1号で受け入れる場合には、登録支援機関と委託契約を締結し、受け入れ機関の登録を行う必要があります。
 

受け入れ機関

受け入れ機関の選定の基準と義務は以下の通りです。
 
・受入れ機関の基準
① 外国人と締結する雇用契約が適切である
(例:報酬額が日本人と差がないもしくは上回っている)
② 機関自体が適切である
(例:5年以内に出入国法や労働法などの違反がない)
③ 外国人を支援する体制が整備されている
④ 外国人を支援する計画が適切である
 
・ 受入れ機関の義務
① 外国人と締結した雇用契約を確実に履行している
② 外国人への支援を適切に実施している
※支援は、登録支援機関に委託することができます。
 全てを委託していれば、受け入れ機関の基準の③も満たすことになります。
③ 出入国在留管理庁へ各種届出を適切に行っている
 
上記の義務を行った場合には、外国人労働者の受け入れができなくなるだけではなく、出入国在留管理庁から指導や改善命令等を受ける可能性があります。
 

登録支援機関

登録支援機関の選定の基準と義務は以下の通りです。
 
・ 登録を受けるための基準
① 機関が適切に運営されている(例:5年以内に出入国法や労働法などの違反がない)
② 外国人を支援する体制が構築されている
 
・ 登録支援機関の義務
① 外国人への支援を適切に実施している
② 出入国在留管理庁へ各種届出を適切に行っている
上記の義務を行った場合には、登録を取り消されてしまう可能性があります。
 
参考:厚生労働省「新たな外国人材の受入れについて」
URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000496698.pdf
 

おわりに

特定技能1号についてご紹介しました。介護職では、外国人労働者の受け入れが年々増えてきています。受け入れを行う前に制度をしっかりと理解し、適切な雇用・運用ができるように心がけましょう。
 
NDソフトウエアでは、外国人労働者の受け入れをバックアップするシステムを提供しています。外国人労働者の受け入れをお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。

 
 

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。
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