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NDSコラム

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介護職の家庭生活とは1
~仕事と子育ての両立~

2018/11/03

介護職を続けながらお仕事と子育てを両立するには、どのように生活を送るのが最適なのでしょうか。介護職にはさまざまな年代の方が従事していますが、中でも子育て世代と介護世代が両立の負担が一番大きいのではないでしょうか。
女性でも男性でも、仕事と家庭の両立は重要なテーマです。両方をうまくこなすには、家庭生活の時間を十分とることと職場の円滑なコミュニケーションは欠かせません。そこでここでは介護職の家庭生活に絞って、仕事と子育ての両立について解説します。

交代勤務などのシフトを活用する

職場から早めに退社したい、この日は午後から半休にしたいといった希望は誰でもあるでしょう。この場合はパートナーに相談して、家族の間で相談しても解決ができない場合は、職場にあらかじめシフトの相談をしておくことが望ましいはずです。ただし職場にとって有益な人材であれば多少の融通が利くこともありますが、それを何度も期待するのはよくない印象を与えてしまうこともあります。 早退や半休などを求めるなら、職場の依頼にも普段から柔軟に対応しておくことをお勧めします。それを貫く姿勢こそ忘れないようにしましょう。もし職場に交代勤務のようなスタイルがない場合でも、職場の同僚や先輩、上司と良好な関係が結ばれていれば相談して融通を利かせてもらうことも可能になります。これはあくまで普段の勤務態度が重要になってくるので、なるべくコミュニケーションをとっておくことが大切です。 また柔軟なシフトが組まれている職場でも、その仕組みに甘えることなく普段から仕事に臨むことが大切です。

夫や家族の協力は不可欠です

もしご両親と同居されている方なら、ご両親(自分または舅姑)の手助けが期待できます。また夫も同様で、女性と違い家事や育児が苦手でも徐々に慣れて手伝ってもらうことも可能です。もちろん最初から多くを望まず、夫にはできるところから手伝ってもらうようにするとスムーズです。 保育園に空きがあるというラッキーな人ばかりではないでしょうが、朝は自分たち夫婦で、お迎えはご両親で行ってもらうという方法もあるでしょう。その場合でもこれから協力してもらえる身内とはよく話し合って、どんな役割分担にしておくのか、緊急連絡方法はどうするのかを決めておきます。もしご自分の職場に緊急時の連絡をもらう場合には、上司や周囲によく説明しておくという気づかいも大切です。 子育て中はどうしてもバタバタしがちですが、普段から職場の同僚や上司に事情を説明しておくことや、たまには同僚の都合も融通してあげる「お互い様」の精神を持って仕事をすることがうまくいくコツです。

後輩世代を考えた職場を作る

自分の世代は「こんなに優遇されなかった」「交代制などなかった」という愚痴をおっしゃる方がいます。ただし自分が我慢したから、後輩世代も同じように我慢しなさい、という話にはつながりません。むしろ自分たちの時代よりより良い仕組みにしておくことが、よい人材育成にもつながります。 子供が生まれると職場を去らないといけないからという理由で定着率が低くなるのは悲しいことです。最近では子供の病欠でお休みすることも認めている事業所もたくさんあります(日数は事業所によっても異なります)。きちんとした理由があれば急に休むことも可能です。時代は変わるもので、自分たちがつらい時期を過ごしたなら、なるべく後進にはよい選択ができる職場環境を整えるのも大切なことです。それこそが次の介護職員をはぐくむことになります。 子育てしやすい職場を構築していくのも、先輩職員としての務めです。そのような心掛けや仕組みが職員を長く在籍させるコツになります。

まとめ―誰もが働きやすく、子育てしやすい職場を目指して!

介護職を続けながらの子育ては、誰かの犠牲の上に成り立ってしまうと仕事を続けることができなくなります。パートナーとよく話し合っておく、ご両親にサポートしてもらう環境を構築していく。これらもすべて普段からのコミュニケーションを円滑にしておくことです。 一方職場では上司や同僚、後輩に自分の状況をよく伝えておく必要があります。もちろんメールやメモなどいろいろな伝達手段がありますが、NDソフトウェアの「ほのぼのNEXT」を活用するのも良い方法です。これなら伝え漏れもなく、スムーズに伝達事項を連絡することができます。もちろん忙しい子育て世代の介護職員にはなくてはならないツールの一つです。 作業の効率化、職場のコミュニケーションの円滑化、仕事の可視化など、これからの介護職を担うための実務ツールが搭載されています。そして時間は作るものです。忙しさばかりを全面に出さないで、便利なツールを使いながら職場の皆さんと円滑な関係を結んでください!

当コラムは、掲載当時の情報です。

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