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NDSコラム

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介護職で若手人材を採用する前に知っておきたいポイント

2019/07/22

介護業界の人材不足が加速する中で、若手人材の採用も厳しさを増しています。そこで今回は、介護職で若手人材を採用する前に知っておきたいポイントをご紹介します。

良い人材を確保するためのコツ

良い若手人材を確保するためは、抑えておきたいポイントがあります。

注目を集める「リファラル採用」

リファラル採用とは、自社で採用して勤務している社員から、紹介や推薦を受ける採用方法のことです。すでに働いている社員が、職場の環境や待遇などあらかじめ紹介したうえで選考に臨むため、マッチングしやすい人材がみつかると注目を集めています。 リファラル採用では、紹介してくれた社員に対して、何らかの報酬を渡すケースが多くあります。しかし、それを加味したうえでも、人材紹介会社や採用媒体を利用するよりも、費用を安く抑えられ、採用率が高いとされています。若手人材は就職や転職の際にOB訪問などをして、実際の職場で働く自分がイメージできるか確かめるケースが多いです。リファラル採用の制度を設け、活用することで、適切な人材にリーチすることができるようになります。

自社求人ページは会社の財産になる

「採用」というと、人材紹介会社や採用媒体の利用を念頭に置く方が多いと思います。しかし、採用戦略を考えるうえで重要なのは「自社採用ページ」です。人材紹介会社や採用媒体を利用しても、契約期間や掲載期間が過ぎてしまうと、採用情報が人目に触れることはありません。しかし、自社採用ページに情報を蓄積することで、いつでも好きな時に、求職者に対してアプローチをすることが可能になります。就職活動だけではなく、転職活動をしている若手人材にリーチするためにも、採用ページには新卒・中途採用の両方を公開しておきましょう。
自社採用ページが検索上位になかなか表示されなくて、アクセスが少ない企業も多くありません。そんな時には、人材紹介会社や採用媒体に自社採用ページのURLを掲載したり、定期的に更新をしたりすると、検索順位があがることもあります。中長期的な視点で、採用戦略を考えることが重要です。

マッチングする人材がいなかったら無理に採用をしない

人材不足に悩む企業の多くは、マッチングする人材が居なかったら、ハードルをさげて採用するケースがあります。しかし、マッチングする人材ではないのに採用をしてしまうと、結果として早期離職やトラブルに繋がりやすくなります。また、こうした人員を複数雇用したうえで、理想の人材の応募があったとしても、人件費の観点から採用を諦めざるを得ないケースもあるのです。
マッチングする人材がいなかったら、無理に採用をしないことも重要なポイントといえます。

人材が定着するためのコツ

優秀な人材を採用しても、なかなか定着に結びつかないケースは珍しくありません。そこで、人材が定着するためのコツを学び、環境の改善に取り組みましょう。

多様性のある職場の実現

性別・人種・国籍や年齢を問わず、どんな方でも働きやすい、多様性のある職場の実現は、外国人受け入れのためにも必要不可欠です。コンプライアンスの順守を徹底し教育・研修を行いましょう。トラブルがあった時に気軽に相談できる相談窓口を設けるのも大切です。また、誰もが気軽に意見を出し合えるような雰囲気を作り、前例に捉われずに良い提案はどんどん取り入れていきましょう。若手人材の柔軟な発想を、年齢や経験に捉われて採用しないのはナンセンスです。

育成の重要性

明確にキャリアを提示することで、どんな目標に向かうのか分かりやすくなります。育成を大切にし、折に触れて適切な教育・研修を行いましょう。資格取得のバックアップ体制を整備するのも、大切なポイントです。

業務を効率化する

業務を効率化することで、サービスの質をあげることができるだけではなく、人材の採用や育成、そしてフォローなどにもリソースを割けるようになります。また、昨今の若手人材はスマートフォンやタブレット端末の操作に慣れており、仕事やコミュニケーションを効率よくすすめるための土壌ができています。
ほのぼのNEXTでは、ケアの記録や請求業務をシステム化することで、業務の効率化の支援を行っています。若手人材を活用し、職場全体の業務効率化を推進したい方は、是非お気軽にお問い合わせください。

おわりに

介護職で若手人材を採用する前に、知っておきたいポイントをご紹介しました。折角採用した人材が離職してしまわないためにも。また、離職率をさげるためにも。職場環境の改善や制度の構築は必要不可欠です。採用率を高めマッチング精度をあげるためにも、今一度見直しをしてみましょう。

当コラムは、掲載当時の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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