NDSコラム

仕事 2019/10/28
介護職の離職原因1位!人間関係改善のポイントとは

介護職の悩みのひとつである人間関係は、大きく分けて「介護職間」「他の医療関係職」「利用者」の3つに分けられるそうです。
そこで今回は、介護職の離職原因1位とされる、「人間関係改善のポイント」をご紹介します。

介護職の離職原因1位は人間関係!

 

 
公益財団法人介護労働安定センターの調査によると、「前職の介護職を辞めた理由」のうちで最も多いのが、「職場の人間関係に問題があったため」で 20.0%(23.9%)という回答でした。そして、「結婚・出産・妊娠・育児のため」、「法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため」と続きます。
つまり、職場の環境や経営理念に対する理由が高いと調査では指摘しています。
 
人間関係はマニュアル通りではうまくいかないことも多いものです。「介護職間」「他の医療関係職」「利用者」の3つに分けて対策をすることで、トラブルを防ぎ、問題の長期化を防止しましょう。
 
問題が大きくならないうちに、適切な対応を取ることで、問題の長期化を防ぐことができます。相談できる体制を整えるとともに、上司が部下に対して折に触れてコミュニケーションを取り、問題の芽がないか確認をしましょう。
マネジメント層やリーダー人材に対して、人材育成に関する研修を行うことも効果的です。
 
また、上司とトラブルがあった場合や、デリケートな内容は相談しづらいことも予想されます。コンプライアンス窓口など、専門の窓口を設けて相談フローを構築しておくことも重要なポイントです。
 
参考:公益財団法人介護労働安定センター『平成29年度 「介護労働実態調査」の結果』

 

介護職間の関係

 

業務を可視化し仕事量の調整を行う

業務を可視化し、仕事量が特定の人に偏っていないか確認しましょう。
業務を細分化し職能によって適正に分けることで、負担を軽くすることができます。
忙しさによるストレスが軽減されることで、職場の雰囲気が改善し、職場での人間関係が良くなるケースも見られます。
 

マニュアル化する

同じ業務であっても、人によって取り組み方が異なると、かかる時間が大きく変わってしまうことがあります。業務を可視化したら、フローを決めそれをマニュアル化しましょう。マニュアルは柔軟に改善できるものとし、改訂して都度情報共有を行い、マニュアルの順守を徹底しましょう。トラブルを防ぐだけではなく、業務効率化にも役立ちます。
 

スキルアップを積極的にバックアップする

忙しさのせいで、心に余裕がなくなることは珍しくありません。
また、忙しいと「仕事ができない」ことに対する許容値が低くなってしまうこともあります。スキルアップを積極的にバックアップして、能力の底上げを図りましょう。
 

他の医療関係職との関係

 

 

専門分野への理解が足りない

チーム医療を実現するためには、参加メンバー一人ひとりが、仲間をリスペクトし、フラットな環境を作ることが必要不可欠です。序列があったり、専門分野への理解が足りなかったりすると、ストレスに繋がってしまいます。相互理解を深められるよう、ミーティングの場を設けたり、勉強会を開催したりすることで、他の医療関係職への理解を深められるように配慮しましょう。
 

コミュニケーションが不足している

忙しいと、報告・連絡・相談が十分にできないケースは多くあります。
また、注意したいのが「正確に伝える努力をすること」「正確に理解すること」です。同じ介護職であっても、職場内でしか伝わらない言葉やルールがみられるケースは多いものです。他の医療関係職との協働を行う際には、正しい認識を共有できるように、言葉選びに気を付けるとともに分からないことは確認する姿勢を大切にしましょう。
 

介護職と利用者との関係

 

認識のズレがある

エビデンスがある行動ひとつをとっても、利用者やご家族には理解できないケースがあります。丁寧な説明を心がけるとともに、利用者やご家族にあった対応を取りましょう。
例えば、同じことを何度も説明するのは、手間がかかりますし忙しい時にはストレスになってしまうこともあります。
繰り返し聞かれたことは、文書でお渡しするのも良い取り組みのひとつです。
分からないことを書き込んでおいて貰うことで、情報伝達の抜け漏れを防ぐ効果も期待できます。
 

担当を変える

特定のスタッフに対して暴言を吐く利用者がいた場合、担当を変えることで暴言がなくなるケースは多くあります。性別や経験そして性格を考慮して、担当を変更しましょう。
スタッフ・利用者双方のストレスを改善することができることもあります。
 

おわりに

人間関係の悩みというのは、どんな職場にもつきものです。
ご紹介した取り組みと並行して、メンタルヘルス研修などを取り入れるのもお勧めです。
ハード面・ソフト面での改善に取り組むことで、誰もが働きやすい環境を目指しましょう。

 
 

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。
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