NDSコラム

健康 2020/05/21
介護事業所の自粛中でもストレス解消を!
ICTを活用した有効な方法を紹介

新型コロナウイルスの影響により介護事業所の利用制限や営業自粛、利用者の外出制限や面会制限などが続き、利用者や家族、職員にも大きなストレスがかかっています。ストレスをため続けてしまうと精神的にも身体的にも悪影響が出てしまいますよね。解決するために、介護事業所は自粛が続く今だからこそ便利なICTを有効に使って外出ができない、面会ができないといった自粛中でも楽しみながらストレスを発散させる手立てが必要です。そこで、自粛中でも事業所でできるICTを活用した取り組みをご紹介いたします。

 

事業所の自粛によって生じる影響

現在新型コロナウイルスの影響により、多くの介護事業所がで営業の自粛や利用制限、面会制限などを行っています。事業所の自粛によって、利用者はもとより家族や職員にも様々な影響が出ています。
特に高齢の利用者は新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高いとされており、自宅から出ることができない、施設から出ることができない状態にあります。閉鎖的な空間から外出できず閉じこもってしまうことによって、利用者には非常に大きなストレスがかかっているといえます。施設入所中の利用者においては家族との面会が制限されており、長期間家族とのコミュニケーションが取れなくなっています。そのことでさらにストレスが溜まっているのが現状です。
 

 

ストレスが溜まると心身に悪影響が出る

人は強いストレスを受けると心身に様々な異常をきたします。さらに、介護事業所を利用する要介護者は疾病によりストレスの影響が出やすく、日常生活のレベルが著しく低下することもあります。さらには自宅で過ごす高齢者を介護する家族が連鎖反応でストレスの影響が出てしまい、自宅で介護することが困難になってしまう事態も考えられるのです。
ストレスにより、高齢者にどのような影響が出るかを以下に見てみましょう。
 

眠りが浅くなる

強いストレスにより自律神経がうまく働かず、入眠を促すリラックス効果が得られにくくなります。十分な睡眠が取れないことによって、運動機能の低下や認知機能の低下を招きます。その影響で転倒事故や認知症の進行のリスクが高まってしまうのです。
 

抑うつ状態になる

長期間のストレスにより精神機能が低下し、生きる活力に乏しくなります。感情表現が少なくなり、何事にも無気力、面倒といった抑うつ状態になってしまうリスクがあります。そこから認知症の発症や、認知症の進行に繋がってしまうのです。
 

生活不活発病を招く

自律神経がうまく働かなくなり生活レベルが低下してしまうと、「動くのが面倒だから寝ておこう」「することがないから起きない」という状態になりやすくなります。高齢者は心身を動かさないことによりその機能が衰える「生活不活発病」になりやすく、1週間寝たきり状態になると、目に見えて筋力の衰えなどが生じます。さらに精神機能の低下が進行することで排せつコントロールができずに失禁してしまう、意欲低下により栄養状態が悪化し、褥瘡ができやすくなるといった悪影響が出てしまいます。高齢者が生活不活発病になってしまうと、元の状態を取り戻すまでに非常に長い時間がかかってしまいますので、生活不活発病を予防することこそが重要です。
 

免疫力が低下する

強いストレスにより自律神経がうまく働かないことで免疫力が充分に働かなくなることが知られています。免疫力が低下すると風邪などの体調不良を起こしやすくなり、そこから肺炎といった高齢者の命にかかわる感染症を引き起こす恐れがあります。当然新型コロナウイルスにも感染しやすくなりますので、非常に危険です。ストレスによる免疫力の低下は必ず防がなくてはならないことといえるでしょう。
 
自粛中のストレス発散のために事業所でできること
事業所が自粛する中でストレスを効果的に発散させるためには、心身に刺激を与えることが必要です。閉鎖的な空間でたた漫然と過ごしてしまうことは利用者にとっては悪影響であるといえるでしょう。
ですが、自粛中で外出できない現状にあっては、施設入所中の高齢者に対して事業所内でストレスを解消できる手立てが必要です。
 
具体的な手立てとしましては、やはりレクリエーションやリハビリとして体を動かせる健康体操は高齢者の心身に非常に有効です。健康体操は様々な種類があり、最近は動画で公開されているものもたくさんあります。タオルを用いた体操や歌いながら行える体操、計算を行いながら体を動かす体操といった種類があり、身体機能、認知機能両方に効果的です。
 
しかし、施設入所中の利用者は職員が体操を促すことはできても、利用制限により自宅で過ごす高齢者に対してはやはり有効な方法とはいえません。また、新型コロナウイルスの影響による面会制限のため、家族と会えないといったストレスを強く感じている高齢者に対しては、体操を行ってもストレスの元が解消されるわけではないので、場合によっては効果が出にくいことも考えられます。
 
利用者の様々なストレスに対して有効な対応方法が求められています。
 

ICTを使った効果的な方法

近頃の新型コロナウイルスの影響により、「オンラインで会う」、「IT面会」といった方法が浸透してきました。
介護事業所が自粛中の今でも、ICTを用いることで利用者、家族のストレスの元に対して効果的なアプローチができるものと思われます。
一例を以下に挙げてみました。
 

 

テレビ電話で「遠隔面会」

以前までは遠方などで面会できない利用者と家族とのコミュニケーションの手段は電話が主でした。
しかし今はZoomやSkypeといったツールを使うことで顔と顔を合わせた通話が可能になっています。やはり顔と顔を合わせて話ができることで大きな安心感を得ることができる利用者や家族は多いようですね。大人数で施設に面会に来てしまうと、感染のリスクが上がってしまいますが、オンラインでの遠隔面会、IT面会でしたら自宅から可能なため、普段なかなか顔を合わせられない家族とも面会できるというのは大きなメリットです。
家族も利用者の現状を目で見て確認できるので、施設の信頼感にも大きく繋がると思います。
ICTを使った遠隔面会はぜひ取り入れていきたいものですね。
 

オンライン体操

ZoomやSkypeを使った方法として、体操やレクリエーションの風景をオンラインで共有できるという利点があります。これにより、デイサービスの利用者など、自宅で過ごす利用者も体操やレクリエーションに参加できるようになりますし、施設利用の方々は、画面で体操の風景を家族が見ることができ、利用者は家族と一緒に体操したような実感を得ることができます。
 
リアルタイムで共有できない家族のために、体操やレクリエーションの風景をスマホやタブレットなどで動画として残しておくことも効果的です。やはり文章で報告するよりも視覚的に分かる動画や写真での報告は家族に喜ばれますね。
ほのぼのNEXTの「Care Palette」(ケアパレット)では、動画や写真を記録できるので、そのままケアの記録としても使えるため、二度手間にならずに業務も効率的になります。
 

まとめ

新型コロナウイルスの影響で介護事業所が営業自粛や面会制限といった対応をしている今、利用者は家族に会えない、外出できないなど大きなストレス下に置かれます。ストレスは高齢者の心身機能を大きく低下させてしまうおそれがあるので、事業所で健康体操やレクリエーションを行い上手に解消する必要があります。
オンラインでの遠隔面会や体操、レクリエーションの共有などICTを効果的に用いればストレスの軽減、解消に効果的です。「Care Palette」(ケアパレット)などで記録としても残すことで業務効率も上がります。新型コロナウイルスの感染予防の中でICTの必要性が見直されている今、自粛中の介護事業所も有効な方法として取り入れてみるのもよいと思います。
 
Care Paletteの詳細はコチラから! >>>
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
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